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松本零士先生インタビュー
 



 -- これからのことについて。

「今、超大型映像を作っていまして、90分の内の30分の第一篇が完成したところで、

(*999の30周年に向けての短編映画3本になる作品。 すでにクローズドサーキットで全国を巡回中。)

ところによってはもう、公開してますけどね。

そういうものと、日本だけの物じゃなく、外国との合作のアニメーション。 プラス、外国と合作の実写映画。 及び、日本だけで作る実写映画。 えーっと、あとはオペラですね。

そういったものの交渉についたばかりです。

来年が調度999の30周年、ヤマトが33年、劇場作品が今年8月で30周年、手がけ始めたのは36のときからですね。

最初のドクロの旗の冒険記「キャプテンキングストン」というのを書いたのは中学3年ですから15、14、13,14からですね、はじめたのは。

ですから私1938年生まれですから、逆算してもらえばわかりますね。

14で描いて、15で完成させたんですね。

で、本に綴じて。

そのときはまだハーロックという名前ではなくて、キャプテンキングストン、
いざと言うときはキングストンを自分で抜いて沈めるわけですね。

それはもう、胸にもうドクロを書いて、ハーロックと同じなんです。

ドクロを描いてるんです」

松本零士・スカルドット

松本零士・スカルドット

 

 -- ドクロと先生のお付き合いは、半世紀にもわたるんですね。

「そう。 もう、だから10代から始まっているわけですよ。

中学生のときから。いかに海賊映画マニアだったかがわかるでしょ。
海賊映画はほとんど全部見てますよ。

また、かっこよかったんです。 あのちびの時に見た、あの白黒の時代の
海賊映画はね、やたらとかっこよかったんですよ。

それと不思議なことにね、海賊映画で海賊のことを悪く描いた映画は
ひとつも無いんです。
あれはね、自由へのあこがれがあったんだと思う。
あの、ドクロの旗印にはね。

誰もあのドクロの旗印を上げて走っている海賊を悪者だとは思っていないわけですよね。  あれね。不思議なことですよね。

だから、ある意味での情緒的な人の思いがかかっているんですね」


 -- * このあとナスカ高原で出会ったドクロのミイラと記念写真を撮って帰った話など、本物のドクロとのエピソードも語られた。

実に楽しそうにその話を語ってくださった。


「ちびの時からの憧れですよ。 自由に7つの海を駆け巡りたい、というね。

今は宇宙まで飛び回りたい、というね。(大海原を宇宙に置き変えて)星の海、宇宙も海なんだという言い方をしていますけどね。

今日締め切りのマンガもその星の海の話。  やたら星の海、星の海と書いてます(笑)」


 -- * このあと、ジャケットを着ていただき(写真上)、マフラーとハンチングを身に着けていただきました!

少し照れたようにそれらを身に着けてくださったのですが、なんと、これが非常にお似合いで、素敵でした。

周りにいた取材スタッフからも、お似合いですね! と思わず声が飛ぶほど、
ドクロのマフラーとハンチングは先生にフィットしていました。

 

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