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-- 横浜シルクとのコラボについては、、、
「こうしたものを作るのは、仕上げの精密度が必要になりますね。
そこはやっぱり職人さんの腕前にかかってくるし。
あまり露骨に表現するよりも、いくらか控えめにこうやっていた方が、
どこへ着て行っても、どこへ着けていっても違和感がないわけですね。
派手なパーティなんかには大きなどくろが付いたものもよいけれど、
その時の場所に応じた使い分けをして、楽しんでいただくのがいいんじゃないですかね。
昔からどくろを主題にした装飾物はたくさんありますよ。
ただ、実物大に近いドクロの置物兼ペンタテですね。それと時計が付いているんです。
これは、置いていたら不気味でした。
ですから、ドクロを扱う場合はある程度の適度な大きさが必要なんです。
平面に書くのは別ですよ。ドクロの旗印でも何でも立体物の場合はね。
全部骨格の製品もあります。
たいていのものは銀で作ってますね。金で作られた物はないですね。
古来、ドクロを扱った商品は全部銀ですね。いまも、それは続いているんですね。
しかも、それはヨーロッパだけじゃなく、世界中に共通の思いがあるんですよ。
ドクロを素材にした"不滅の思い"、そういった装飾品、グッズです」 |
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-- 大人の遊び心について何かありますか?
「遊び心じゃないけど、やっぱり身に着けてて、ある意味でのロマンチックさ、情緒感がないと
鋭角的なだけでは面白くないですね。 だからそれが一番大事な部分ですね。
外地へ出た場合とか、いろいろかぶりますよ。
若いときは、黒いハンチングをかぶっていたんですよ。20代の頃はベレー帽のかわりにね。
ある意味でね、ドクロのマーキングと言うのは、私が本当の意味で最初に書いたのは中学2年3年にかけて「冒険記」と言うのを描いたときにドクロのマークをかいたんです。
そのときは黒いドクロですね。ここんとこね。
描いて、その旗印も描いたのが最初なんです。そこから始まっているわけです。それ以来、このマークは変わらないわけです。
それから、ドクロを描くときのむずかしさって言うのはですね、見てて、いやな感じのするドクロじゃ具合が悪いですね。
表情がおだやかでね、そういう意味で優しさのあるドクロでないと面白くないですね、マーキングとしても。
怖く すると、怖くなりますからね、これね。そこが微妙なとこですね」 |
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-- これからの作品のなかでも、このドクロの活躍する場所はありますか?
「これはもうやたらと、いたるところで出てくるんですよ。
これからもずっとでてきますよ。 自分の頭につけているくらいですから。
本当は自動車みたいに走りたいんですけど。
家一軒これで作ったら面白いんだろうなと思うんですけど。
そしたらね、不気味で人は逃げてしまうだろうから、怒られそうで(笑)
これは使い方しだいですね、
ドクロのマーキングっていうのは、場所とその雰囲気を考えないといけない。
だから不用意に描くものではない、というのはわかっているんですよ。
時と場所を選んでつかわなきゃいけない」 |
-- * 先生は骨董品、装飾品も集めていて、ドクロに関しての造詣が深いことが判明。
いろいろなドクロがあることを全て理解した上でご自分のオリジナルに昇華しているということがわかり、このマークの深さをかんじる。
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